さまざまな危機を抱える今だからこそ

4/24(金)はオンラインを通して世界中の人々が、未来への希望に声をあげました。NDC引き上げを求める声を中心に、「#気候も危機」は広がり、Twitterでもトレンド入り。でも、まだまだマーチは続きます。発信することからより良い社会が構築され始めます。あなたもマーチに参加しませんか?

4/24 デジタル気候マーチ まとめ

 

マーチを応援しよう!

マーチを1度すれば、すぐに気候危機が解決されるわけではありません。継続的な活動にするために気候マーチ・温暖化関連のニュースをGETしましょう!

Fridays for Future Japan

日本全国でFridays for Future(未来のための金曜日)がどんどんと増えています!若者によるイベント等に参加しませんか?

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グローバル気候マーチのこれまで

2019年9月20日

2019年11月29日

2020年4月24日

 


 

いつ開催されるの?

4月24日の金曜日です。

Fridays For Futureをはじめとする若者たちがはじめた毎週金曜日に行う学校ストライキは、またたく間に世界中に広がりました。

第1回グローバル気候マーチは2019年9月20日(金)に開催され、初めて大人も参加しました。9月27日まで続いたこのアクションは、世界中で760万人が参加、歴史的な大成功を納め、日本でも大変大きな盛り上がりを見せました。

第2回グローバル気候マーチは2019年11月29日(金)に開催。COP25直前(12月2日開催)の金曜日に、COP参加国のリーダーに向けて全世界で多くの幅広い参加者がありました。日本ではその後、多くの気候非常事態宣言が出されました

第3回グローバル気候マーチは2020年4月24日(金)。みなさんもぜひご参加ください!

新型コロナウイルスの影響は?

連日ニュースで流れているように、新型コロナウイルスがその拡大速度を緩やかにするための対策が急務となっています。

そのため公共の場での大規模マーチをデジタルアクションに移行するよう推奨しています。

公衆衛生ガイドラインを守り、アクションをすることは可能です。詳しくはこちらの記事で具体的な戦略とアイデア・ツールをご紹介しています。

Fridays for Future とグローバル気候マーチはどう違うの??

Fridays For Future はスエーデンのグレタ・トゥーンベリさんが毎週金曜日に一人で始めた若者による学校ストライキが世界中に広がる中で、その運動、そしてその運動をしている仲間の団体の総称となっています。

グローバル気候マーチは、Fridays For Future International さんが学校ストライキに大人も参加するように呼びかけたことから始まった、全世代型のグローバルストライキです。多くの国々で、それぞれの国の文化と政治的情勢に合わせ、この「ストライキ」は、「マーチ」や「モビリゼーションの日」などと訳されています。

なぜマーチが必要なの?

いま地球は危機的状況です。
気候危機と人類を含むあらゆる生命の行く末は今を生きる私たちのこれからの10年の行動にかかっています。しかし、まるで何も起きていないかのように社会は動き、わたしたちの多くは日常を過ごしてしまっています。

このまま各国のリーダーが十分かつ迅速に二酸化炭素削減を実施することなく、化石燃料(石油・石炭・ガスなど)関連産業を始めとする様々な産業の多量の二酸化炭素排出を黙認すれば、地球のエコシステムにもう手を打つことのできない不可逆的なダメージを与え、気温上昇や気候変動による被害の深刻化を止めることができなくなってしまいます。

すでに大勢の人々が苦しんでいます。
現在すでに多くの人が気候変動による、干ばつ、熱波、台風、豪雨により家や生業、そして健康を破壊され、国内外への移住をする人も年々急速に増えています。
その影響は、経済的貧しい国や地域に住む人々、また日本国内でもお年寄りや子供達のように身体的弱者により顕著に体験されています。

化石燃料をやめ、再生可能エネルギー100%社会への公正かつ速やかな移行を目指して動かないと、気候変動による被害は深刻化の一途をたどってしまいます。

化石燃料の廃止を目指して。
クライメート・ジャスティス(気候正義:気候危機の影響が社会的弱者により大きな影響を与えている状況を変えようとすること))や、これまでの経済的・歴史的不平性に対する補償などの、公正さを確保した上での、100%再生エネルギー社会に向けたエネルギー革命を速やかに進めていかなくてはいけません。

このムーブメントを成功させるためには、私たち一人ひとりの力が必要です。

この日、世界中の数百万の人々が再び一斉に気候非常事態に警鐘を鳴らし、科学的データに基づいた公平な気候変動対策を各国政府に求めます。日本でも多くのアクション・マーチが企画されています。ぜひご参加ください。

気候マーチの目的は?

化石燃料をやめ、万人のための再生可能エネルギー100%社会への公正かつ速やかな移行を目指した行動を求めています。

このグローバル気候マーチは、もっと大規模なムーブメントへと促すための最初の一歩にすぎません。引き続きマーチを継続させることで、気候科学とクライメート・ジャスティス(気候正義)に沿った対策を講じるよう、各国政府に働きかけていくことが目的です。

気候危機は、今、待ったなしの緊急事態。世界中の科学者は「もう時間がない」と警鐘を鳴らしています。各国の政府にも、それ相応の野心的な対応を、皆で求めていきたいと考えます。

温暖化した地球では、すでに大勢の人々が苦しんでいます。今、具体的な行動を起こさなければ、気候危機は次世代にわたり、深刻化の一途をたどることになってしまいます。

大至急、化石燃料の廃止を目指し行動を起こさなくてはいけません。そして クライメート・ジャスティス(気候正義) や、これまでの不平等に対する補償といった、平等なエネルギー移行を速やかに進めていかなくてはいけません。

何を変えられるの?

気候マーチを1度すれば、すぐに気候危機を解決できるわけではありません。1番重要なのは「現状維持、何もしないなんて許されない」という意思を、まず伝えることです。

昨年たった1人で抗議の声をあげた、スウェーデン人のグレタ・トゥーンベリさんの行動は世界中の注目を集め、子どもたち数百万人が気候危機に警鐘を鳴らす、学校・ストライキへと発展しました。

世界各国の指導者たちに向け、子ども、若者たちと共に老若男女あらゆる人が立ち上がり、再び声をあげる時です。

第1回のマーチは世界中で大きな話題となり英オックスフォード英語辞典が選ぶ「2019年の言葉」は『Climate Emergency(気候非常事態)』に選出。

第2回のグローバル気候マーチをきっかけとして、日本でも多くの気候非常事態宣言が出されました

第3回。さらに意欲的な気候対策を求めるアクションの波が、世界各地へと大きく広がっていくはずです。

どんな人が参加するの?

どんな人でも参加できます! 気候マーチには、この問題に対して「何かしたい!」、と思う人が誰でも参加できます。ぜひ、自分の地域にアクションやマーチの企画があるか探してみてください。

近くにアクションやマーチがなかったら?。。。ご自身で、企画してみませんか?簡単なフォトアクションから大きなマーチまで、前回のマーチでも、経験のない多くの方が自分の地域でアクションを企画してくださいました。

「やってみよう」を読んでぜひご検討ください。質問、相談は、globalkikomarch@gmail.com までお気軽にお寄せください。

大人も参加できる?

もちろん、大歓迎です! 気候マーチを率いてきた子どもや若者たちは、4月24日に向けてもあらゆる人々に連帯を呼びかけています。 これは、気候対策を求めるムーブメントが世界規模で拡大していることを各国の政府やリーダーたちに知らしめる、グローバルなチャンスです。万人のためのクライメート・ジャスティス(気候正義:気候危機の影響が社会的弱者により大きな影響を与えている状況を変えようとすること)が実現されるまで、あきらめることなく前進していきましょう!

参加できない場合は?

4月24日に参加できない人場合もあると思います。

格差が広がっている現代では、1日働かないだけで、生活が成り立たなくなってしまう方もいらっしゃると思います。。もしくは、こういったことのために有給を取ることすら阻まれる文化の中で仕事をしている人もいると思います。集中治療室の医師をはじめ、 仕事柄、本当に休めない人もいます。

しかし、第1・2回ともに多くの働いている方が、「学生がわざわざ休み、参加しているのだから」と仕事を1日先延ばしにしたり、午後に有給を取ったり、または少し早めに帰宅し参加しました。

また、当日の参加が難しい場合でも、公式ホームページの「応援する」より、Fridays for futureの皆さんに応援の声を届けてください。また、準備期間に、SNSなどで、公式ホームページや各地の企画の告知を手伝ってくださったり、チラシなどを配ってくださることでも大きなサポートとなります。

どんな団体が応援しているの?

気候マーチを始めたのは、学校に通う普通の子どもや若者たちでした。彼らがマーチの企画に使用したのは、こちらのプラットフォーム「#FridaysForFuture (未来のための金曜日)」です。

今回のグローバル気候マーチでも、世界中の非政府組織(NGO)、労働組合、企業、社会変化を求め活動する団体をはじめとした、様々なグループが連帯しています( 日本 グローバル )。そのきっかけをつくったのは、9月に世界規模のアクションを起こすよう求めた、子どもや若者たちです。.

4月24日月に向け世界が一致団結するため こちらのガイドラインもご覧ください。

グローバル気候マーチは、世界中のNGO・労働組合・社会変化を求める活動団体をはじめとした、様々なグループが連帯しています( 日本 ┃ グローバル )